もしもの時、うちの猫はどうなる?ペット相続のはなし
- godokeiei
- 9月19日
- 読了時間: 2分

あんちゃん
うちのおばあちゃんは自分が死んだ後、飼っている猫がどうなるか心配のようです。ペットの相続ってどうすればいいんですか?
しん太郎先生
いい質問だね。ペットも遺産として、相続の対象になるから誰に面倒をみてもらうかを遺言などでしっかり決めておく必要があるんだよ。
あんちゃん
飼ってくれる人にお金を渡すようなことはできるんですか?
しん太郎先生
できるよ。“負担付き遺贈”といって、『猫の世話を条件にお金を渡す』といった内容の遺言書を書いておくと、ちゃんと飼育してもらえる可能性が高くなるよ。
あんちゃん
でも本当に守ってもらえるんですか?ちゃんと面倒見てくれないかも…
しん太郎先生
そこが難しいところだね。あくまでも一方的に遺言するだけなので、放棄される可能性もあるよ。負担付死因贈与契約で生前に結んでおくこともできるけど、飼育状況のチェックができない心配もあるね。ほかには、“ペット信託”っていう方法もあるよ。
あんちゃん
ペット信託?それって何ですか?
しん太郎先生
お金を管理する“受託者”に財産を託して、ペットの世話をする人に定期的にお金を渡す仕組みなんだ。信託監督人を選任して、適正に飼育できているか監督してもらうように設計することもできるよ。
あんちゃん
そんな仕組みがあるんですね!おばあちゃんにも教えてあげます!



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