相続税負担が軽くなる!?「小規模宅地等の特例」とは？

あんちゃん

実家の家と土地を将来相続するかもしれないんですけど、『財産評価の特例』っていうのがあるって聞きました！どういうものなんですか？

しんちゃん

それは『小規模宅地等の特例』のことだね。実家に同居してたり、一定の条件を満たすと土地の評価額が最大80％も減額されるんだよ。

あんちゃん

えっ！80％も！？それってすごくお得ですよね？どういうときに使えるんですか？

しんちゃん

たとえば相続開始時にその家に住んでいた配偶者や同居していた子どもが引き続き住むなら、330㎡までの宅地が評価額の20％で済む。つまり相続税がぐっと下がるってわけだよ。

あんちゃん

でも、もし一緒に住んでなかったらどうなるんですか？

しんちゃん

同居してなかった場合は、配偶者はOKだけど、子どもが特例を使うには『家なき子』要件ってのがあって、自分名義の家を持ってないなどの条件があるんだ。

あんちゃん

なるほど～。でも、特例を使うにはどうすればいいんですか？自動で適用されるわけじゃないですよね？

しんちゃん

その通り！相続税の申告書を提出して、必要な書類も添えて税務署に申請しなきゃダメ。期限もあるから、相続が発生したら早めに準備したほうがいいよ。

あんちゃん

やっぱり税理士に相談した方が安心ですね！しっかり知っておかないと損しちゃいそう…！